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言語学T・U(切替)
807 :
名無しさん@テスト対策掲示板
:2012/01/20(金) 02:08:29 HOST:FL1-49-129-239-62.hkd.mesh.ad.jp
六書のうち、仮借と転注のうち(69)は、例えば出鱈目、野暮のような漢字の用法を言う。
日本語では、このような漢字の用法を(70)という。表意文字である漢字の義と文字の辺を捨てた用法である。
古代に「皮衣」を意味するキュウという語があったが、これには求めるという文字があてられた。
この文字は成り立ちから言って(71)である。ところが、「求める」を意味するキュウという語には文字がなかった。
そこで求を「求める」という意味でも用いるようになった。これは(72)である。
その後、「皮衣」を意味するキュウという字が作られた。これは(73)である。
一方、音と文字の辺が捨てられることもある。古代に「年寄り」を意味する(74)という語1があった。
これには老1といいう文字が当てられた。ところが、「死んだ父」を意味する(75)という語2があった。これには文字がなかった。
そこで、語1と語2の意味の類似性に着目しつつ、語2にも老1が使われるようになった。
それはもはや老1ではなく老2である。これが(76)である。
(77)と対照的に、同 (?) の音と文字が捨てられたのである。
後に老2は考に変えられた。これは(78)である。今でも「亡き父」の意味で使われる先考という熟語はその考である。
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